*勘違い姫*
☆
「先輩って…ぶっちゃけ私のコト好きなんですよね!?」
「………は?」
ここは、屋上。
そして、目の前には口を開けたまんま固まっている先輩。
ほーら、ビックリしてる!
やっぱり私のコト好きなんだ。
てことは…私たち両想い!?
思わずニヤけた。
うふ…神様ありがとう!!
私はニヤけたまんま、口を開けて固まっている先輩に言う。
「やっぱり、私のコト好きなんですね!実は…私も先輩のコト、好きなんです!!あっ、言っちゃった…。
てか、驚きました!?いやぁー、なんてゆぅか…私たちって運命の赤い糸で結ばれてると思いません!?うん!結ばれてる!先輩、照れなくて大丈夫ですよ!!」
とりあえず、言いたいコトを早口で言った。
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