君は太陽



ざわざわと明るい声が飛び交う。


また新しい季節が来た…


独りになって…もう何度目の春なんだろう…


窓側の席は、太陽の光がさす温かい場所で心が落ち着く。




「「げ…藍田が居るし…」」


「「アイツ居るとまじ空気白けるから嫌なんだよなぁ…」」


「「こらっ…聞こえるわよ…」」



固まりになってクラスの真ん中で話す言わば中心的な目立つ男と女のグループ…


もう慣れてるよ…

私、どう思われたって構わないよ…

私も自分が嫌いだら…


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