涙の波紋
夏也がむっとおきあがった
「おい、お前今慶から何もらったんだ?」



夏也が冷静な口調でひとみにだんだん近づいてくる




「な、なんも貰ってないょ。ほら、酔ってるんだからもう寝なよ」



と夏也に言ったが夏也はとまることなく近づいてくる


「その手にあるもんなんだ?」


「なんもないよ・・・」




「おい!!だせ!!!」


と怒鳴りつけた。ひとみはびっくりして下をむいた。

「なんもないよ」



「うそつくな!!」



夏也はひとみをビンタしたその衝撃でひとみ倒れてしまった。



ジンジン・・・




頬の痛みが増していく




「慶の電話番号・・・
もらったんだろ??」



ひとみはだまったままだった。どのような言葉を返せばいいのかわからなかった。




「俺以外の男の電話番号は聞くなっていっよな!!」




次はひとみの腹を蹴った。


ひとみは男のように
おうっ
と低い声をだした。



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