虹色クレヨン
「じゃあ、かくれんぼしようか。」
「やったー!」
「誰がオニするー?」
「オニする。」
ずっとテレビを見ていた梓が言った。
「じゃ、梓がオニね。1分数えてね。」
流々が梓に言った。
「分かった。絶対最初に流々を見つけてやるからね。」
「うわ、宣戦布告だね。負けないよ。」
流々と梓が何か言ってる……
「じゃ、数えるから隠れてね。」
みんな少ない隠れ場所に隠れる。
「どこにしよう……」
隠れ場所に困っていると声がした。
「奏、こっち。」
翔が呼んでいた。
あたしは翔のとこに行った。
「どうしたの?」
翔に聞いた。
「いや…隠れるのに困ってると思ったからさ……」
「ありがとね。」