太陽のKiss
「来週かな。麻妃は今日どうするの?」
「友達と約束があるの」
「そうなの。お母さん、今から仕事行くから、鍵閉めて行ってね。じゃあ、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
お母さんはヘルパーをしているから、出勤時間が不規則なんだって。
朝早くから仕事があっても、ご飯を作ってくれてるし、夜から仕事があっても、家のことは全部して行っている。
将来、あたしもお母さんみたいになれるかな。
部屋に戻って用意をした。