太陽のKiss





どこかで"榎本さんが来てくれる"って思ってたのかもしれない。




「……読めるよ」


「そうなんですか!?」



……ッ!!!


榎本さんの方を向いた時、頬に冷たいものがあたった。


冷えたジュースの缶だった。




「うーそ。読めないよ」


榎本さんはそう言って、あたしのリアクションを面白がって見ている。











< 67 / 214 >

この作品をシェア

pagetop