DEAR はたちのあたしへ
高校生になるまでには………無理か。

と、諦めかけていたある日。


アタシは通院のため学校を遅れて行く事になった。


3時間目の途中から参加したが、いつもと変わらない雰囲気。いつもと変わらない教室。

だけど、何かが違っていた。



でもある視線ですぐに気付いた。


夏に転校したはずの子の席に誰かが座っていた。


アタシの隣の席に…







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