starry night




リアは、頭のおかしい奴。


リアの髪の色にピンクベージュを選んだのに、別にたいした理由はない。


誰よりも美しいリアを
より綺麗に見せる色がピンクベージュだっただけ。






ピンクベージュに染めたとき
リアは、笑った。


ガラスみたいな瞳に
初めて血が通ったような錯覚を覚えた。





リアは多分、別物になりたかったんだと思う。



どんどん似てくる、彼女の母から。






リアの、漆黒の髪は、いつか写真で見た母親と瓜二つだったから。






< 56 / 56 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

こぼれ落ちる昨日
a love/著

総文字数/242

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
記憶
a love/著

総文字数/42,809

青春・友情176ページ

表紙を見る
繋ぐ
a love/著

総文字数/3,080

その他22ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop