黒蝶【完】


「おはよ、要。見ての通りよ。修羅場?」


「あら~朝からお疲れ」


「要の事なんだけど」


「え?」


「昨日の事」


「………………ああ、それか」


小川晴香の友達たちは呆然と私達の会話を聞いている。


他のクラスメイト達もそうだ。


まあ、昨日まで全く接点がなかった二人だしね。


< 20 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop