黒蝶【完】


「いいな~今度私にも何かプレゼントして~♪」


平然とした彼女の声に私のイライラはどんどん募っていき、ついに爆発した。


「あんた、うざい」


そう言って席を立った。


「ちょっと、澄華!一限は?」


「さぼる」


「待って!俺も行く!」


そんな要を無視してケータイを持ち教室を出た。


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