Love is…
――仕事終了後、オフィス。
「悪い、待った?」
オフィスで待っていると、優輝がやって来た。
「ううん!大丈夫よ。行きましょ!」
あたしは優輝の腕に自分の腕を絡めた。
署を出ると、優輝の車に乗り込む。
「どうする?まず飯でも食いに行くか」
「えぇ、そうしましょ!お腹減ったし」
あたしは優輝にとびきりの笑顔を向ける。
「なんか今日の美姫、やけに元気だな」
「えっ?」
あたしはキョトンとした。
「いや、いつもは結構大人しいからさ。今日は元気だな〜って」
優輝はあたしに微笑んで見せた。