真っ赤な果実



―数時間後―


三人はテレビゲーム、大和はベッドでぐったりしていた。


「どーしたの?」
「気分悪いの??」
「二日酔い???」


三人が大和の顔をのぞきこむ。


「自分の胸に手を当ててよく考えろ。」




「「「……とし?」」」

「ちげぇよ!!」


大和は布団を頭までかぶった。


「寝る。話しかけんな。」



「大和ぉ…。」

「寝た。」

「布団はぁ??」

「それかよ!!!
そこに入ってるよ!!」



大和は大きな舌打ちをした。


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