真っ赤な果実



「そうか…。
kiyoraの、スミレさん…。」


少し考えてから、友輝さんは笑った。


「よし!!後一週間とちょっとまってろ!!」



そういうと友輝さんは笑顔で学校をでていった。




それから一週間とちょっと…。


クラスのやつらは俺をさけていた。

バスケ部のやつらがあの事をみんなに言いふらしてしまったから。



俺は別につらくなかった。
友輝さんが大丈夫といったから…。



そして、忘れもしない七月八日…。

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