プリン・ア・ラ・モード
「ちょ、ちょ!!!」

 危うくもう一回卒倒するところだった。


 ちょ、ここって。




「……どこだっけ?」


 大げさにリアクションしてみたけれど、真面目に。

「ここ、どこ?」

 もう一回呟いてみる。


 上から呆れたようなため息が降ってきた。
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