1ミリのキセキ
サアヤ「…。」


アイカ「こんな考え方もあるなんて知ろうともしなかった…。
私は今まで対等に見て欲しくて…
結局はね!過去に縛られたままだったんだよ。」


サアヤ「…そんなこと…。」


アイカ「だからもういいんだ!」


サアヤ「…?」


アイカ「昔のことを無かったことにするつもりはないけど
今を充実して存在しようって!」


サアヤ「でも…オムライス食べてたじゃない…。」


アイカ「うん…。
小さい頃お母さんがよく作ってくれて嬉しかったな~。」


サアヤ「…。」


アイカ「でも、昔を思って食べるのは今日で最後にしようと思って!」


サアヤ「…そっか。」

< 126 / 520 >

この作品をシェア

pagetop