1ミリのキセキ
ミア「涼太ぁぁー!!!」


直後、鈍い音が聞こえた。


そこから私の記憶はない。


気づくと私だけが立っていた。


もうろうとした意識の中で救急車を呼ぶ。


ミア「…亮…汰が…
鉄…パイ…プで…殴られ…て。
…場所…は…北高…近く…の…路地…です。」


音が遠ざかっていく。


何も見えない。


私は目が覚めると病院のベッドに居た。


体中が痛い。


亮汰…


看護師が来た。

< 249 / 520 >

この作品をシェア

pagetop