1ミリのキセキ
「あらっ?
目が覚めたのね?」


ミア「…亮汰は!?」


「…。
もう少し休んでてね?」


看護師は足早に行ってしまった。


亮汰は病院に運ばれたとき
もう処置の仕様がなかったらしい。


亮汰はそのまま息を引き取った。


また…私のせいで。


私は退院してすぐに学校を辞めた。


あの時も今回も…
私が死ねば良かったのに。


…何で…私じゃないんだろう…。


何で…こんな…。


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