1ミリのキセキ
「そうですか…。じゃあ私はこれで…。」


グイッ


「ちょっと待ってよ~!
ここでぶつかったのも何かの縁だし、
この街を紹介してあげる!
今回は特別サービスで無料にしてあげる!」


「…いいです。じゃ。」


「そんな冷たくしないでよ~!
あっ!
おすすめのカフェに連れてってあげる!」


「えっ…ちょっと…。」


結局、女の人に無理矢理連れてこられてしまった。


はぁ…。
めんどくさい…。


カフェに着くと、
女の人は私を座らせた。


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