1ミリのキセキ
ある日突然目の前に現れて
真っ白なテーブルクロスに零したワインみたいに
私の不機嫌を広げていく。







次の日
私は練習に行かなかった。


携帯がうるさいからって口実で


めんどくさいから携帯の電源を切った。


私は部屋から一歩も出なかった。


隣の部屋に愛華は今居るんだろうか?

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