1ミリのキセキ

本当の終わり







「来い。
これから裁判を始める。」


私は寝起きで
頭がぼーっとしたまま歩いた。


階段はまるで
どこまでも続いているんじゃないかってくらい
長く感じた。


私は…
どうなるんだろ…。


魂が消滅しても…
それでもいいと思える自分が居る。


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