それでも君が好き


「~~~ンッ」


俺の目に再び世界が映ったのは、出張から帰ってきた次の日の朝だった。



「奈由~、奈由~???」とガキみたいに大声で叫んでみたけど・・・


やっぱり君はいなかった。




「仕事・・・行くか・・・」



たとえ心が傷ついていても、仕事。




正直、今はダルイ・・・




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