それでも君が好き
「あ、あの~~~?」
「わかってはいたわ?
あの子は昔から役に立たないし。」
「・・・は?」
奈由の両親の口から出た言葉は予想外の言葉で・・・
俺はポカーン、としてしまった。
「侑祐くんに恥かかせてごめんなさいね?
お詫びといってはなんだけど・・・」
「?????」
机に置かれた真っ白の封筒。
「なんですか、これ・・・」
「ハハッ、お見合いの写真だよ。」
「っ!!!!!!!」
俺は馬鹿野郎だ。
とてつもない大馬鹿野郎だ。