それでも君が好き


なんてこと言うの?!

それはトップシークレットだって!!



拓を睨むけれど、拓はケタケタと笑っている。



なんか腹立つんですけど・・!!




侑祐さんはポカーンと突っ立っている。



「あ、あの!!
 一輝は侑祐さんとあたしの子じゃないですよ?
 だから・・・安心してください・・」


「・・・・・」


「一輝はその・・・っ、
 施設か引き取った子で・・・っ」



自分の息子なのに・・・

本当の父親が一輝の存在を認知してないとこんなことしか言えない・・・。

なんか、寂しいな・・・

自分で言った事を後悔するなんて・・

あたしって馬鹿・・・


< 151 / 177 >

この作品をシェア

pagetop