それでも君が好き
「~~~ンッ~~~」
目を開けると白い天井が見えた。
ここはあたしの家・・・?
「目ぇ覚めたか?」
「侑・・祐さ・・ん・・?」
間違いない・・!!
侑祐さんがいるんだもの。
ここは・・・あたしの家。
上半身を起こそうとすると、侑祐さんに「まだ寝ておけ」と押し返された。
「あ、あの・・・侑祐さん?」
「ん?どうかしたか・・・?」
あたしが喋りかけると反応してくれた侑祐さん。
そんな姿は初めてで、嬉しかった。