◇隣の君◇トナリノキミ



「「はーい」」




私達は立って席についたとたんチャイムがなりだした。




「おっ。チャイムなったな!これで授業を終わる。起立。礼」



挨拶をし先生は教室から出ていった。
後ろから声がする。



「紗香!んでなんで宮島君といるの?」


ニヤニヤ
美琴…なんか笑ってる。



「…かくかくしかじか」




私はさっきのことを話す。
美琴はおどろくように聞いてきた。


「告白されたの!?」


教室の人達が私たちをみてくる。
それに気が付いた美琴は小さい声で聞く。



「うん…された。あの男子乱暴(笑)嘘。」



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