◇隣の君◇トナリノキミ
美琴と話している途中ふと屋上の階段の上に目をやる。
男子と目が合うと微笑みかけられた。
ビクッ
私はビクッリして美琴を見る。
「紗香?どうした?」
「あっいや何でもな「おい。」」
話を過られた。
また過られたし……
「何でもあるわけないだろ?」
疑問形ですか?
あっそんなことはどうでもいいや。
「綺麗!」
「みっ美琴!?」
まあ確かに綺麗だ。
目の色は青色。
髪の毛は金髪。
まるで外人みたいだなー。
と見つめていた。