◇隣の君◇トナリノキミ
「友達になろ~♪知ってる人居ないんだ…。1年の時の友達と違うクラスだからいないの。なってくれる?」
やった~♪
クラス替えしてまた友達出来た
ラッキーじゃんね。
私は勿論…
「いいよ♪友達なろなろ~。私も知ってる人達いないの!」
女の仔は目を輝かせて言ってきた。
「本当!?ありがと~♪嬉しいな♪私の名前はねぇ保谷麻菜美(ホタニマナミ)っていうの。よろしくね」
「麻菜美ちゃんか♪よろしく~!私は未島紗香って言うのー。」
「ていうか、麻菜美でいいよー。私は紗香って言うから。」
「うん。了ー解」
教室の扉が開いた。
そこにいたのは宮島亮哉だった。
「亮哉!?」
私が叫んだからこっちを見て微笑んだ。
やっぱり綺麗な微笑みかただな
見とれちゃう。