◇隣の君◇トナリノキミ



「良かった。んじゃあ次は!お化け屋敷だな!」




またあすかの顔は青ざめる。
俺はまた聞いてみた。


「もしかしてさお化け屋敷も嫌い?」




「……うん。怖い。」



「大丈夫俺が守るから。安心してな?」




そう言うとあすかの顔が赤くなった。
顔を縦に振る。

「んじゃあ行こう」と言うと
お化け屋敷に入った。


トントン
誰かがあすかの肩を叩いた。



「ひぃっ!」


ゆっくりと後ろを向いた。


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