◇隣の君◇トナリノキミ




「あの宮島君呼んでくれる?」




近くにいた男子に聞いてみた。


「おう。啓太!女子が呼んでるぞ。」



宮島君はこっちを見た。
立ち上がり私達の所に来た。


「どした?」



華菜が口を開いた。




「あのさ、明後日体育館裏に来てくれない?」



「おう!分かった。それだけ?」


「うん」


< 203 / 240 >

この作品をシェア

pagetop