◇隣の君◇トナリノキミ




「此所の問題解いてみなさい。んじゃあ…未島!」


私は爆睡していて先生が呼んでいる声が聞こえなかった。




「こら!未島起きなさい!ねるんじゃない」





先生は私の頭を叩いてきた。
苛々してきた私は怒鳴る。


「うっさい!寝てるんだから邪魔しないで!」



皆は呆然していた。
先生の顔は赤くなる。





「うっさいとはなんだ!先生にむかってその口の聞き方は!後で生徒指導室に来なさい。」


うわ…だるい…
行かないでいっか!



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