◇隣の君◇トナリノキミ



華菜 side




え…嘘
私振られちゃった…
恨まないよ。
約束したもんね―――…



私は地べたに座り込んだ。

宮島君が駆け寄ったが私は怒鳴った。


「来ないで!……紗香を大事にしてあげて?だから私には構わないで。さよなら」



私は体育館裏を出た。




華菜side end



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