◇隣の君◇トナリノキミ




―――――――――病院



今啓太は手術している。
赤いランプが消えるまで椅子に座って啓太が無事でいるように願った。


五時間後赤いランプが消えた。


私は椅子から素早く立った。




「先生!啓太は!?助かったの?ねえ!」



「啓太君の手術は……………失敗しました。我々は手を尽くしたのですが出血が多くて…啓太君を…啓太くんを見守ってあげてください。」



「そっそんなぁ…」




啓太…なんで私をおしたの?
私が死ねばよかったんだ―……




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