◇隣の君◇トナリノキミ
゚*教室*゚
よしっ
頑張らなきゃね。
そう言うと
前の教室のドアを開けた。
ガラッ
読者をしているこやら
友達と喋っている人。
騒ぎまくっている仔も、
いた。
あっ何処に座ればいいんだろう。オロオロしていると話かけられた。
「ねぇ。未島さんでしょっ?」
いきなり話しかけられて
ビクッとなる。
「あっはい。」
その仔は微笑みながら
こう答えた。
「未島さんのせきはそこだよっ!」
それは、一番後ろから二番目の席だった。
男子やら女子やらが
その人の周りに集まっていた。
邪魔だ…。