◇隣の君◇トナリノキミ

゚*教室*゚




よしっ
頑張らなきゃね。

そう言うと
前の教室のドアを開けた。

ガラッ


読者をしているこやら
友達と喋っている人。
騒ぎまくっている仔も、
いた。

あっ何処に座ればいいんだろう。オロオロしていると話かけられた。


「ねぇ。未島さんでしょっ?」

いきなり話しかけられて
ビクッとなる。

「あっはい。」


その仔は微笑みながら
こう答えた。

「未島さんのせきはそこだよっ!」


それは、一番後ろから二番目の席だった。
男子やら女子やらが
その人の周りに集まっていた。

邪魔だ…。


< 3 / 240 >

この作品をシェア

pagetop