◇隣の君◇トナリノキミ


やっぱ当たってたし。
どうなるかわからないぜって…
もう…帰ってやるか。



「まぁ…いいけど?」


「よっしゃ。じゃあ行こう。」



あたしたちは無言で帰った。
赤橋達哉が沈黙を破る。

「好きな奴とか居んの?俺はいるけど?」


ニヤニヤした顔で
話しかけてきた。



「まぁ好きな人いるっちゃいるけど?」



< 37 / 240 >

この作品をシェア

pagetop