◇隣の君◇トナリノキミ



「あっ有り難うっ!」

微笑みながら
「いいよ」とゆうと
友達の所に走って行った。


「ぁあ邪魔だなあ…。」


そう言ったら
席に座りにいった。
ガタっ
鞄を置くと
横の人を見る。
男子生徒の席だった。


「あっなぁ未島さんだっけ?」

突然隣の席から男の仔が
話しかけてきた。

男子生徒と女子生徒は先生が
来ていたため机に戻っていた。

「え?なっ…なんですか…?」


「そんなに驚かなくてもさあ。あはははは。未島さん面白いね。」

えっ驚いてないのに…
いや…驚いてたな。

「面白くありませんっ」


外を眺める。

「そっか。仲良く出来ると思ったのになあ…残念。」


バッっと後ろを向く。
その男子生徒は右どなりの
人と話していた。


「…」

怒らせちゃったかな…


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