◇隣の君◇トナリノキミ



美琴の多きな声に気付いたのか
応援を止めた。


「あっなんでもないの。いいから応援続けてなさい。」



「……うん?うん分かった。」




そう言うと応援を始めた。
…五対六……宮島君勝ってる…
絶対勝てるよ。


ピピー
笛の終わりの音がなる。


「宮島君……勝った……勝ったよお!」


美琴に飛びかかる。



「うおぇ!ぐるじい。」


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