◇隣の君◇トナリノキミ



「気になる人いるんだあ!早くない!?男子と話してないくせにい!あっもしかして宮島とか?ふふ」


あたしは固まる。

「あっ図星かあー」


「なになに!?俺がどうしたの?」


宮島君はこっちに聞いてきた。
美琴最低だああああああ!やばいぢゃーん。
美琴はニヤニヤすると教室を
出ていった。


「みーじまさーん、なんなの俺がなにかって山崎言ってたけどさあ?」


やばいいい!
どおしよ…


「こらっそこの二人うるさいぞ!まだホームルームだ~!って山崎は何処に行ったあ!?二人とも知らないか?」



よしっ先生ナイスっ。
よっしゃーとポーズをとる。


「山崎さんはぁ教室を出ていきました!」


宮島君はそう答えた。
宮島君ありがとお!



「そうか、ありがとな。たくっ何処に行ったんだか…。んまあホームルームを終わるぞ!皆気を付けて帰るんだぞ!さようならっまた明日も来いよ。」



< 8 / 240 >

この作品をシェア

pagetop