ひだりて


1年6ヵ月の間
好きだと言って付き合ってくれて、
必要だと求めてくれて
あたしを離さなかった左手。

今はもう、
その暖かい左手にあたしの右手が
重なることはなくなってしまったけど
あたしはとても
感謝しています。

< 121 / 136 >

この作品をシェア

pagetop