紅蒼ノ魔女(仮)
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「カイヒーッ!」
「あぁ、リーシィ。
見つかって良か…イタッ!」
良かった、そう続けようとしたが、リーシィの一撃により遮られた。
「痛いなー。」
「痛いなー、じゃないわよ!
貴方は一体どれだけ私達に心配をかければ気がすむのよ!!」
ヤバい、本気で怒ってる。
前にもふらーっと歩いて行っちゃったことあるしな。
トラのせいだけど。
「ごめんなさい。」
「本当よ!
あと100回は謝ってもらいたいものだわ!」
えっと、それはさすがにキツいかな。
さっきまではクルに謝らせていたのに、まさか自分もこうなるとは。
「本当にごめん。
これには理由があって…」
「理由?
一体どんな理由よ。」
うーんと、あっ、いた。
この話には彼も参加させなくては。
「ねぇ、リーシィ。
ここから城まで、サイリをこっちの馬車に乗せることってできる?」
それだけでリーシィは理解したようだ。
「わかったわ。
ちょっと待ってて。」
リーシィはサイリのところへ嫌そうな表情をしながら行った。
シュリアがベッタリくっついてるもんな。
行きたくないよね。
と、大きな声があがった。
「だから貴方には関係のない話よ!
こちらの問題だと言っているでしょ!」
「その話にはサイリ様が関わっているのでしょう!
なら私にもきく権利はありますわっ!」
うわー、言い争いになってるよ。
まぁ予想通りだけど。
「貴方には関係ないの!
今の家族の話なんだから!」
「ならあの娘が一番関係ないでしょう!
何故あれが一緒なのよ!」
娘はまだいいけど、あれって…
僕は物ですか。
能なしが調子こくなって話だね。
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「カイヒーッ!」
「あぁ、リーシィ。
見つかって良か…イタッ!」
良かった、そう続けようとしたが、リーシィの一撃により遮られた。
「痛いなー。」
「痛いなー、じゃないわよ!
貴方は一体どれだけ私達に心配をかければ気がすむのよ!!」
ヤバい、本気で怒ってる。
前にもふらーっと歩いて行っちゃったことあるしな。
トラのせいだけど。
「ごめんなさい。」
「本当よ!
あと100回は謝ってもらいたいものだわ!」
えっと、それはさすがにキツいかな。
さっきまではクルに謝らせていたのに、まさか自分もこうなるとは。
「本当にごめん。
これには理由があって…」
「理由?
一体どんな理由よ。」
うーんと、あっ、いた。
この話には彼も参加させなくては。
「ねぇ、リーシィ。
ここから城まで、サイリをこっちの馬車に乗せることってできる?」
それだけでリーシィは理解したようだ。
「わかったわ。
ちょっと待ってて。」
リーシィはサイリのところへ嫌そうな表情をしながら行った。
シュリアがベッタリくっついてるもんな。
行きたくないよね。
と、大きな声があがった。
「だから貴方には関係のない話よ!
こちらの問題だと言っているでしょ!」
「その話にはサイリ様が関わっているのでしょう!
なら私にもきく権利はありますわっ!」
うわー、言い争いになってるよ。
まぁ予想通りだけど。
「貴方には関係ないの!
今の家族の話なんだから!」
「ならあの娘が一番関係ないでしょう!
何故あれが一緒なのよ!」
娘はまだいいけど、あれって…
僕は物ですか。
能なしが調子こくなって話だね。