紅蒼ノ魔女(仮)
叫びながら少女の髪を結っていたリボンをほどく。


すると紅色の髪はみるみるうちに茶色にかわっていった。



「急いで、早く!!」



お願い、間に合って!



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__________



ん…


あれ、ここどこ?


僕、外で倒れていたような…


首を傾げ、?マークを浮かべていると部屋のドアが開いた。



「目が覚めた?」



美しい女性が立っていた。


うわぁ、綺麗だなぁ。


着ている服はドレス?



「あの、僕、倒れていたんだよね?

ここは?」


「ここはこの国の城よ。

まぁ、私の家かしらね。」



なるほど。


だからドレスなんて高級そうな服を着ているんだ。


もしかして、お姫様?


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