もう少し好きでいてもいいですか?
1章
「きゃ~!!
あたしの番号
あったあ~っ」

「えっ本当に!?
あ~っっ!!
あたしのも
あったよお~」
 
ぴんく色の桜が
舞散るなか
合格発表が
おこなわれた。

嬉しそうな声や
落ち込んだ声が
きこえるなか
あたしたちは
緊張しながら
ボードをみた。

「1419.1423.1426.
1431...1435
あった~!!」

「嘘~っ!!
理恵よかった
じゃん」

「本当よかった~」

そういって理恵は
涙ぐんでる。

あたしも一緒に
なって泣いた。

でも……
問題はあたしが
受かっているか…

いまのとこ
ない…。

「1513.1515.1519
.1526..あった!!」

「本当にっ!?
てことは、
またあたしたち
一緒だね~」

「だねっ
落ちてるかと
思ったよ~」

あたしたちは
みごと念願の
藍心高校に
受かった。

「じゃあ...
打ち上げでも
いこ~っ」

「久しぶりに
いっちゃうっ?」

「いぇ~いっっ!」

そんな感じで
盛り上がりながら
あたしたちは
打ち上げに
いくことになった。


これから
どんな未来が
まってるんだろ…?
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