もう少し好きでいてもいいですか?
結局あれから
もう1ヶ月が
たとうと
している。

あたしも
理恵もだいぶ
自分のクラスに
馴染んでる
みたい。

あたしのクラスは
結構みんな仲いい
感じで楽しい。

いまのところ
気になるひとは
いない。はず…

理恵はもう
初日からいる
みたいだけどね。
理恵らしい~


「心~っ。
なにしてんの?
売店いかないっ?」

窓から野球部を
ぼーっと眺めてる
あたしに結衣が
はなしかけてきた。


「えっ、ちょっと
ぼーっとしてた~
売店?
いこいこっ」


廊下をスキップ
しながら結衣は
あたしの顔を
覗きこんで聞く。

「心さあ~。
絶対成本のこと
すきだよね?」

「えっ?はあ?
そ~んな分け
ないじゃん~
ないない~。」

そんな結衣の
問いに考える
こともなく
即答する
あたし…。

可愛いく
ないよね。

「え~っ?
本当に?
結衣は心が
成本のこと
絶対すきだと
思ったんだけどなあ~」

「そんなわけ
ないじゃん~」

さっきから
でてくる成本は
成本亮太って
ゆうやつで、
野球部なんだ。

すきなわけない~
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