先輩好きです!!
先輩!!!!
私は目を瞑って一生懸命お願いしました。

ポテッ...

ボールが運動場に落ちた音がしました。

目を開けると...

「せん...ぱい」

先輩が下に向かって投げていたのです。

「先輩キャッチしてくれたんですか?」

「は?お前がいきなり投げるから、後ちょっとでキャッチできないところだったし」

私の思いは先輩に届いたんですね!!!!

「先輩♪」

「何だよ、さっさと戻るぞ」

「はい!!」

先輩...私自信がつきましたよ?
せんぱいのおかげで...
私の思いは先輩に届くんですよね?

「?早く行くぞ?」

さりげなく部活の荷物を持ってくれる先輩も、
心配して後ろを向いてくれる先輩も、どんな先輩もかっこいいです。
< 47 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop