いちごな3人の女の子の物語
2人目のいちご 早紀


「早紀!」



私を呼ぶ、ちょっと低めの声。


笑ったりすると高くなるんだ。



意地悪を言うのがほとんどだけど。



そんな所も、好きだ。



「おーい!早紀!」



――ドンッ



「…っぎゃああぁぁ!!」


「あはははは〜〜!最高!」



私の悲鳴…いや、奇声が響いた体育館。


後からアイツの笑い声も響く。

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