いちごな3人の女の子の物語
「……嘘だろ」
「嘘じゃありませーんっ!真実ですから!あははは〜〜」
まさかの逆転勝利を果たした私は、うなだれる俊吾の前に仁王立ちした。
「あれから挽回して逆転とか、私スゴイじゃーん!ね、俊吾ぉ?」
「……………」
「てゆーかエースが女子に負けていいの?やばくな〜い?」
「……だああぁぁ!!うっせーな!早紀の威力は女子じゃねーし、勝ったのもまぐれだろ!」
しびれを切らした俊吾が立ち上がり、思いっ切り叫んだ。
私はそんな俊吾の脇腹を突いて、さらにイジる。