いちごな3人の女の子の物語
頭が完全にフリーズしたのは、初めてだった。
「…は?頭大丈夫?」
「だから、俺をやるって言ってるだけだろ?早紀こそ、日本語くらい理解しろっつーの」
ニヒルっぽく笑う俊吾に、私は言葉が出ない。
俺をやるって…俊吾を私にやるって意味だよね。
って事は、彼氏になってやるって意味、だよね?
「…あ、…俊吾……
「…ぷっ、あははははは〜〜!!」
私が言いかけた時、俊吾は突然笑い出した。
そして、とんでもない事を言い放った。