いちごな3人の女の子の物語

…と、思ったんだけど。


「翔太?」


何故かそのまま固まる翔太に、あたしはちょっと心配になる。


「…ううん。何でもない。忘れて」

「え、うん…」


パッと顔を上げて微笑む翔太は…うん、いつも通り。


気まずい雰囲気をこれ以上感じたくないから、あたしもいつも通りに戻る。


「あ、そういえばコレ」

< 27 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop