二つの恋
次の日…。
『おいっ!日向!
宿題の答えみせろ』
ドキッ…あ ら た!
『おい。日向!』
「はっ、はい!今すぐ見せます!」
「こっ、これどっ、どうぞっ!」
『ナイス!』
『新。そんなに桜ちゃん使うなよ!』
『別にいいじゃん』
『ほんと桜ちゃんごめんね!』
そういって琢磨くんはニッコリ笑顔を見せた。
ドキッ…可愛い!その笑顔!待ち受けにしたいよ!
「べっ、別にいいんだよ!」
『無理してない?』
「しっ、してませんよ!」
ほんとにその笑顔眩しすぎるよ…。
『ん、これ!』
そういって新は私に宿題のノートを返してきた。
『お前けっこう役立つな!』
新は照れた顔で笑った。
ドキッ…ドキッ…
あっ、新が笑ったよ…。今の何?!凄い可愛い笑顔!今のも待ち受け決定だな
私はずっとそんな
バカなことを考えていた。
放課後…。
『桜ちゃん!一緒に帰ろう!』
その声は凛ちゃんだった。
「あっ、凛ちゃん!
一緒に帰ろう!」
キレイな夕日が沈むなか、私と凛ちゃんは歩き出した。
『ねぇ、桜ちゃんって好きな子とかいるの?』
凛ちゃんはいきなりそんなことを聞いてきた。
「りっ、凛ちゃんいきなり何?!」
『いやぁー。気になったんだよね。』
「実はビミョーなんだよね…。」
私はあの二人を思い浮かべながら言った。
『いることはいるんだ!』
「まあまあかな?」
『凛もね、好きな子いるんだー!明日告白しようと思ってるんだ!で、その好きな子は…。佐藤くんなんだ!』
私はその言葉に
ビクッとした。
「さっ、佐藤くんってどこの佐藤くん?」
『私達のクラスの佐藤くん!どっちも好きだからどっちにも告白しようと思ってるんだ!応援してね!!』
「うっ、うん。」
私はもやもやしていた。友達の告白は応援しなきゃいけないのになぜか応援できない気持ちが奥底にあるんだ…。
私って最低だよ…
『おいっ!日向!
宿題の答えみせろ』
ドキッ…あ ら た!
『おい。日向!』
「はっ、はい!今すぐ見せます!」
「こっ、これどっ、どうぞっ!」
『ナイス!』
『新。そんなに桜ちゃん使うなよ!』
『別にいいじゃん』
『ほんと桜ちゃんごめんね!』
そういって琢磨くんはニッコリ笑顔を見せた。
ドキッ…可愛い!その笑顔!待ち受けにしたいよ!
「べっ、別にいいんだよ!」
『無理してない?』
「しっ、してませんよ!」
ほんとにその笑顔眩しすぎるよ…。
『ん、これ!』
そういって新は私に宿題のノートを返してきた。
『お前けっこう役立つな!』
新は照れた顔で笑った。
ドキッ…ドキッ…
あっ、新が笑ったよ…。今の何?!凄い可愛い笑顔!今のも待ち受け決定だな
私はずっとそんな
バカなことを考えていた。
放課後…。
『桜ちゃん!一緒に帰ろう!』
その声は凛ちゃんだった。
「あっ、凛ちゃん!
一緒に帰ろう!」
キレイな夕日が沈むなか、私と凛ちゃんは歩き出した。
『ねぇ、桜ちゃんって好きな子とかいるの?』
凛ちゃんはいきなりそんなことを聞いてきた。
「りっ、凛ちゃんいきなり何?!」
『いやぁー。気になったんだよね。』
「実はビミョーなんだよね…。」
私はあの二人を思い浮かべながら言った。
『いることはいるんだ!』
「まあまあかな?」
『凛もね、好きな子いるんだー!明日告白しようと思ってるんだ!で、その好きな子は…。佐藤くんなんだ!』
私はその言葉に
ビクッとした。
「さっ、佐藤くんってどこの佐藤くん?」
『私達のクラスの佐藤くん!どっちも好きだからどっちにも告白しようと思ってるんだ!応援してね!!』
「うっ、うん。」
私はもやもやしていた。友達の告白は応援しなきゃいけないのになぜか応援できない気持ちが奥底にあるんだ…。
私って最低だよ…