なんでアタシがお嬢様!?


緋色に手を引かれて小さなカフェについた


「緋色ここは?」


「ここはなぁー俺の行き付けの店!いいだろ、ここ」



「うん、なんか分かんないけど落ち着く……」


「で、本題に入るんけど、なんで、さっき泣きだしたんだ?あっ!別に言いたく無かったら言わなくてもいいからな!」



「……あのね、好きな子には、もう相手がいてアタシなんかが、その人に適うわけがなくて……でも気持ち抑え切れなくて………いざ告白しにいこーって思っても怖くて、前みたいに話が出来なくなったらどうしよーって思ったら勝手に涙が出てきちゃって…」



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