なんでアタシがお嬢様!?
「と言う訳です………由利~。・゜・(ノД`)・゜・。」
怒ったアタシは誠君の家から飛び出て、由利の家に逃げて来たのだ
「わ、分かったから泣かないで!ねぇ?亜樹が悲しいと私も悲しいから……」
「うっ………ん…」
「で、話をまとめると、誠君の家に遊びに行ったら“キャリー”とか言う女の子が来て、誠君に抱きついて自分は誠君の婚約者だと言ったわけね」
「………うん…」
誠君はキャリーとか言う女の子が抱きついてきたのに、離れようとしなかった。
仮にも彼女のアタシの前で。